2019-01-17

未央とポッキーゲームをしたいだけの話

未央とポッキーゲームがしたい。具体的には二人でポッキーを咥えながら見つめ合っていていつもより近い距離にひたすら二人でドキドキしていたい。そしてあと少しあと少しで離れようと二人で考えていたらふと唇が当たってしまい顔真っ赤になって今のはミスだと否定したい。でもキスをしたという事実は変わらないので結局気まずくなりたい。次の日会っても気まずくなりたい。
嗚呼、未央とポッキーゲームがしたい。

未央とポッキーゲームをするためには双方の合意の必要がある。ポッキーの日にやればまあその点は大丈夫だろう。ノリのいい未央のことだ、受けてくれるどころかもはやアイツの方から誘ってくるかもしれない。
そしたら勝ちだ。咥えちまえばもうこっちのもんだ。二人でポッキーを咥えながら(以下略)の状況に陥るのは必然のことだろう。

ただやはりここで親愛度が一定基準を満たしていないとアイツは友達感覚でやるだろう。だから半分くらいで逃げる。「おや〜？未央ちゃんとキスしたかったのかな〜？」とかニヤニヤしながら言ってくるに違いない。それでもいいけど。
ある程度親愛度が上がっているなら勝ちだろう。好き！ってレベルじゃなくても友達以上恋人未満くらいでアイツは妙に意識し始めるだろう。そしたら二人でポッキーを咥え(以下略)

一番の問題点は邪魔が入ってしまう可能性だ。最悪なのはちひろに見つかってしまった時だ。見つかった瞬間笑顔のままクビを宣告してくるだろう。クビとまではいかなくても少なくとも万札がすっ飛ぶだろう。
そうなってしまわないようやはりここは事務所の誰も来ないような空き部屋でやろう。そうすればちひろさんは恐らく来ないだろう。しかもその上密室で二人きりというシチュが未央をさらにドキドキさせるだろう。

勝った。僕の勝ちだ。これで未央とポッキーゲームは容易にできる。未央とポッキーゲームしてくる。